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軽井沢旅想記*軽井沢に出発

ついにやって来たゴールデンウィーク!!

 そしてやつはやって来た!その名もゴールデンウィーク!!
 あっという間にやって来た!そいつの名はゴールデンウィーク!!
 同じようにあっという間に過ぎ去っていくのか?ゴールデンウィーク!!

ピッグレザーのトランク鞄で旅気分上々! 予定していた出発日の4月28日(土)が来てしまうと、後はもうそれは忙しいだけのタイムスケジュールとなる。
 いつものことだが前の日になって、旅行トランク(*001)に荷造りし始める僕。
 妻は嬉しいのも手伝って、1週間も前から、中をごそごそさせていた。
 最小限の荷物になるように詰める僕と最大限にあれもこれも詰めようとする妻。
 これが男と女の違いかもしれない。
 空だと、見た目以上に驚くぐらい軽いトランクが、いつのまにやらズッシリと重く・・・。
 これをひっぱって歩くのは僕(*002)なんですけどね・・・、えぇえぇ、いつものことですが。

 そして出発の時刻はAM07:38分!最寄駅から無事出発した。
 今回の軽井沢への行程だが、しっかり一番安いが時間のかかってしまう行程をチョイス。
 なんとパソコンで路線サービスを駆使して叩き出した、軽井沢までの到達時間は、7時間24分!移動距離にして250.4km!
 これを普通列車に揺られていくんです〜♪
海外旅行かっ!
 と、タカ&トシにきっと突っ込まれるであろう、恐るべき行程時間である。
 高速バスでなら、よくある普通の行程時間だが、電車でとなると、もう気分は昭和30年代だ。
 今年行く軽井沢の途中まで、去年一度行っているので、2/3は勝手知ったるがゆえんの強行だ。
 まぁ自分で体力使って、電車を動かすわけではないので、要するに気力ですよ!気力!えぇえぇ。

 僕たちが住む神奈川某所(*003)より、まず東京の八王子に出る。
 新幹線で軽井沢へ行く場合を考えると、まず逆方向の東京駅まで、1時間強かけて向かうことになる。
 まぁそれでも全体で3時間を切るという、さすが!新幹線!フランスTVGなんかに負けるな!といった旅行程だ。
 でも空しいな。。。軽井沢の逆方向に行く方により時間がかかるというのは・・・。

 ともあれ旅は、目的地だけを指すものではなくて、目的地の移動そのものが旅だ。観光地だけが、目的ではない。
 ・・・と、このときのために用意した、言い訳を必死で頭の中でエンドレスで繰り返しつつ、陽気の中、さっそく汗をかきながらトランクケースを引っ張った。

 しかし今の若い世代のコ(*004)の多くは、車の助手席に乗せてもらって、いつもの日常から観光地へシフトするだけで、観光地そのものに触れる感覚がないように思われる感じがしないでもない。
 その場合、観光地がどこであろうとも、視線の先と感じるものは、いつも同じだ。
 もちろん長い旅行程があればいいというわけではないが・・・。
 短い人生、今の平和な流通の発達した日本で、たいして振り幅の無い人生を送る僕らは、どこからどこへ行ったとしても、そうそう何か新しいものが自分の中に根ざすことはないのだけど。
 やっぱり味わうことに時間をかけ、向き合うことで、人間の深みが増す材料となると思う。
 鈍行の列車の旅に、今の若者は、楽しみを見出せるのだろうか?
 どこへ行ってもウォークマンとポータブルゲーム機を持ち込む彼ら(*005)の視線の先に、どこへ行って、なにがどのように映るのだろうか?
 こういう鈍行列車の旅が、ただ古くローカルでたいくつなものにしか映らず、そのくせ非日常的であるものは、その決して広くない視野に鮮やかさをもって広がるのだろうか?

 電車はゆくよ、どこまでも。。。

軽井沢旅想記*ちょっとした補説

軽井沢旅想記*ちょっとした説明をするサブノート (*001)
 とっても気に入っているピッグレザーのトランクなのだけど、値段以上に高く見えるせいか、空港で荷物を預けると、従業員がとっても気を使って扱ってくれる。メタルやプラスティックのスーツケースを持っていたけど、ちょっとでもスリ傷が付くともう価値感がなくなり小汚く見える。
 革は傷が少々ついても味になるのでお薦め!見た目より、かなり軽いところもグーだ。

軽井沢旅想記*サブノートのちょっとした仕切り

軽井沢旅想記*ちょっとした説明をするサブノート (*002)
 旅の終わりには、腕が一回り太くなる僕。

軽井沢旅想記*サブノートのちょっとした仕切り

軽井沢旅想記*ちょっとした説明をするサブノート (*003)
関東にあって、ここもかなりローカルだ。
引っ越してきた最初の夏、そこら一面こうもりが大量発生して飛び回り、すごいところに来たものだ!と思っていたら、あの時だけのことだったらしい。

軽井沢旅想記*サブノートのちょっとした仕切り

軽井沢旅想記*ちょっとした説明をするサブノート (*004)
 昔、一緒に旅をしたコ(残念ながら男)がまったく都市のメディア的な思考しかできなくて、旅情あふれる旅先で、せっかく旅気分に浸りたいのに、基本的に自分の世界がすべてといったコだったから、えんえんプラズマテレビのことなどで話しかけてくるのであった。
 相手とのコミュニケーションが自分の好きなことだけを喋るといった感じの若いコが多いですなぁ。
 僕も、若さがエゴとも言ってしまえる時代を過ごしたんだろうな。

軽井沢旅想記*サブノートのちょっとした仕切り

軽井沢旅想記*ちょっとした説明をするサブノート (*005)
 今回の旅先でも、おったっ!おったっ!
 しかも音出しで。

軽井沢旅想記*サブノートのちょっとした仕切り
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