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軽井沢旅想記*プリンセスペンション

軽井沢!シーズン中の激安ペンション予約

 こうして無謀にも軽井沢で、激安な宿泊先を探したのだった。しかもゴールデンウィーク1ヵ月前(*001)で、すでに予約はけっこう埋まっている中、必死の強行である。
 しかしわれわれ夫婦の日ごろの行いが、もうそれはそれはもうかなり良かったらしく、軽井沢では圧倒的に安いペンション情報を見つけることが出来たのだった!
 もう気分はウキウキである!
 妻にゴールデンウィークの休暇日程を聞き、僕の予定とどうでもいい都合と希望と欲望とわがままと偏見をミックスすると、どうやら予約が不確かだが100%可能のようである。
 さっそくネットで4月28日(土)〜30日(月)まで予約すると、折り返し「予約確認・完了」のメールが来た。ウムっ、一安心である。
 電車旅行をもっとうとする我々夫婦には、しっかり軽井沢の駅から徒歩8分の立地とある。ウムっ、二安心である。

 そのペンションの名前は、ズバリ「軽井沢プリンセスペンション 」。
 プリンセスですよ!プリンセスっ!(*002)
 お花が舞いちる白塗りの可憐なお城のようなたたずまいであろうペンション内で、男性である僕はこそばゆくならないだろうか。
 まさか置いてあるペンションの部屋着が、ふわふわフリルの付いたネグリジェだったらどうしよー。・・・嬉しいかも。なんでも経験は大事かもよ。
 予約が完了して、すこし落ち着き、そんなどーでもいいことが考えられるようになってくると、そこで初めてペンションの設備の写真やアメニティ関係をチェックする余裕が出てきたのだった。

項 目内 容
備品有料テレビ、冷蔵庫、ドライヤー、ボディソープ、リンスインシャンプー、ハミガキセット、スリッパ、毛布(*003)
設備レストラン、ラウンジ、会議室、大浴場、自動販売機、有料洗濯機、貸しスキー、貸しスキーウェア、貸しスノーボード、宅配便(*004)
お風呂種類:人工温泉 泉質:含芒硝食塩水、麦飯石人工温泉
24時間いつでも入れる。(*005)
支払い方法現金、各種クレジットカード
キャンセルポリシー3日前〜当日までのキャンセルは、一人に付き1000円。3日前までは、キャンセル料不要。
注意事項朝食は8:00〜9:00、夕食は18:00〜19:00。間に合わない場合は必ず連絡。
門限は22時。22時までにチェックインができない方は場合は、連絡必要。

 この内容は、2007年4月5日予約時の内容なのであしからず。

 食事は外食で御当地のグルメを堪能することに決めていたので、宿泊プランは「素泊まりプラン」を選択。(*006)
 これが軽井沢ド真中の立地にあって、一人4900円(税込み)は、う〜れしぃじゃありませんかっかっかっ!!!呵呵大笑!
 2人で2泊3日なので、計19600円(税込み・期待と不安込み)は、素適よ!素適過ぎる!相撲と相模の区別が付きにくいぐらい素適!

 こんな時期にこんなに安く軽井沢のペンションを予約出来たことと、宿泊設備の各欄を見て、そこそこ充実した内容を確認したせいで、さらに御満悦となった僕は、次にペンション館内の写真をじっくりと眺めた。
 2、3枚の掲載写真、あきらかに過去のもの。それも粗い画素の写真は、良いようにも悪いようにも見えた。
 がっ、実は去年山梨のペンションに泊まった際に、予約時パソコンの画面を通して見る写真と、実際の佇まいの差に、同じ「ナオコ」でも飯島直子と研ナオコぐらいの差があることを身をもって知ってしまったので、あちらのペンションがどのくらい古びて片付いていないものかは、正確にこの時点で予測できた。
 多分、1%の狂いも無いはず・・・、残念ながら。
 よっぽど主人が手入れしているか、高級ペンションでないかぎり、古びて寂しい感じはいなめないのである。

 そしてこの予測は、この後現地へ行き、確実痛快無比なものとなるのであった・・・。

 今回の旅行は、あくまで軽井沢という空間に浸ることが目的であったので、まぁ寝泊りするところは、雨露しのげれば・・・、ホントにそんなにヒドい覚悟を迫られるペンションはないが・・・、そのくらい割り切れるよねという感じなのであった。

 ということで、ペンションのたたずまいには、今一度ここで覚悟をして、妻には後ほど勝手に覚悟してもらうことにするとして・・・、次に結構重要な『お客様の声』なるペンションに過去宿泊したお客様の感想や口コミ情報を、生つばを呑みこんで閲覧。。。(*007)

 そしたら、まぁ、よくも営業続けてられるものだと思うぐらい、書いてあることの7割、8割ぐらいが、あまり良くない評価だった。
 ここが結構ペンションを決める意味で重要だと思われるところで、この評価の内容は、僕のテンションをちょっと下げ、血圧をかなり上げた。
 他のペンション・・・去年宿泊したところは、もう褒め言葉で埋め尽くされちゃってたものだから、今回これを読んだ時点で、ゴールデンウィークの優雅でハイソでナイスな旅行が、血なまぐさい敗戦色濃い戦地に赴く気分になった・・・と言ったらペンションに失礼であり、大げさだ。
 しかし、・・・キャンセルできませんぜ!だんな!この安さ爆発では!
 まぁ対応が悪くとも、不手際があるぐらいで、ムチでひっぱたたれるようなことはないだろうと、相当の覚悟と失礼さで果敢に、かの地軽井沢で宿泊に臨むことにしたのであった。
 そう今の僕は、安い観光宿の犬です。少々のことだったら、どこでも甘えた顔をして行くワンっ!

 選択の好感度大!のポイントを振り返って見ると、まず安いということ!そして次に駅に近いということ。3番目にこれも重要なファクターなのだが、クレジット決済が用意されているということだ。(*008)
 あとのことはあまりのことが無ければ、割愛できるとふんでいる。ふんっふっふんふん、予約しちゃったも〜ん、も〜ん。

 こうして期待とかなり比重の大きい不安と後悔に胸膨らませて、その天秤の両側をあっちこっち行き来しつつ、僕と妻のゴールデンで優雅でハイソで格調高いが拡張性の全く無いウィークがどんどん近づいてくるのであった。

軽井沢旅想記*ちょっとした補説

軽井沢旅想記*ちょっとした説明をするサブノート (*001)
 旅行に行かないとすれば、ヨガをしっかりやって、自己内面の旅行をしようかと・・・、そんな怪しい計画を立てていたのであった。

軽井沢旅想記*サブノートのちょっとした仕切り

軽井沢旅想記*ちょっとした説明をするサブノート (*002)
 あのティアラを付けて、下々の者とは、じいやを通じて話すという・・・。

軽井沢旅想記*サブノートのちょっとした仕切り

軽井沢旅想記*ちょっとした説明をするサブノート (*003)
 部屋のドライヤーが悲しくなるくらい、小さくてホコリッぽくて、ぽつねんと置かれていて、プリンセスの名前をまず裏切っておりました。

軽井沢旅想記*サブノートのちょっとした仕切り

軽井沢旅想記*ちょっとした説明をするサブノート (*004)
 冬のレジャー関係は期待できそうだ。

軽井沢旅想記*サブノートのちょっとした仕切り

軽井沢旅想記*ちょっとした説明をするサブノート (*005)
 色も香りもないけど、髪と肌にとてもよく、下手な入浴剤入りまがい物温泉より、絶対グー!!!

軽井沢旅想記*サブノートのちょっとした仕切り

軽井沢旅想記*ちょっとした説明をするサブノート (*006)
 他にも
[駐車場に勝手に泊まるプラン]
[木の穴ふくろう体験、ほーほープラン]
 などの自作プランがあるが、妻との激論討議によって、おしくも却下された。

軽井沢旅想記*サブノートのちょっとした仕切り

軽井沢旅想記*ちょっとした説明をするサブノート (*007)
み、見なけりゃよかった・・・。

軽井沢旅想記*サブノートのちょっとした仕切り

軽井沢旅想記*ちょっとした説明をするサブノート (*008)
 我が家の家計では、普段の買い物でもクレジットカードが使えるところを必ず探すようにしている。
 たいていクレジットカードは100分の1ポイント還元され、ためればデパート商品券などに換えられるようになっている。その交換したデパート商品券で、けっこうなお買い物を楽しんでいる。
 消費税を限りなく4%に近づける努力である。

軽井沢旅想記*サブノートのちょっとした仕切り
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